あるお客様との打ち合わせ中のこと。
アクセス解析をもとに、「【〇〇 デメリット】というキーワードでの表示回数が増えているので、メリット・デメリットをきちんと紹介するページを作るのはいかがでしょうか」と提案したところ…
返ってきたのはこんな言葉でした。

デメリットを見る人はうちのお客さんじゃない。メリットを見てほしい。
正直「ああ、これは売り手の都合かもな」と感じてしまいました。
でも相手の立場もあるし、現場では強く言えなかった自分もいます。
デメリットを調べる人って実は本気度の高い人かも
「デメリットを見る=買う気がない」と思われがちですが、実際には真逆なことも多いです。
そんな人ほど本気でサービスを比較・検討していることが多いです。
そして、そういう人が信頼できると感じるのは
「都合のいいことだけじゃなく、ちゃんとメリット・デメリットを両面出してくれる会社」
ユーザーの検索意図を無視しない
検索キーワードに「デメリット」とあるなら、その人はマイナス面が知りたい状態です。
そこにメリットばかりを押し付けても、ユーザーは「ここ、なんか信用できないかも」と思って離脱してしまいます。
もちろん「デメリット」だけで終わるんじゃなく、
「でも、実際にはこういうケースではメリットのほうが大きいですよ」
「こんな人には向いています/向いていません」
など、誠実な情報発信が結果として成果につながると感じています。
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